独り言

牛乳と学校給食

先日、学校事情に詳しい知人とこの話題が出たので書いておきたいと思います。

牛乳と言えば、子供の頃から「牛乳=カルシウム」的なことが刷り込まれて生きてきました。
牛乳を飲めば骨が強くなる。とか背が伸びる。とか色々言われてきた訳ですが、そんなことは全くないと思っています。
(それが本当なら小学校を卒業する頃にはみんな巨人ですよ 笑)

冗談はさておき、実際のところ 牛乳を飲むと体内のカルシウム濃度が一気に上がり、体がカルシウム濃度を平均値に戻そうと尿で排出してしまうため、かえってカルシウムが減ってしまうのだそうです。

過去に厚労省が 牛乳やヨーグルトなどの乳製品を多く摂取すると、前立腺がんになるリスクが上がる。という研究結果を報告しています。なのに給食で牛乳を出すなんて不思議ですね。一日1本程度であればリスクはない。ということなのでしょうか。

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牛乳や乳製品を摂取すると…と書きましたが、これは牛が悪い訳でもなんでも無いのです。

広々とした緑豊かな牧場で飼育されていると思われがちですが、現状は違います。
1頭ずつに区切られた狭い場所で繋がれたまま寝起きしなければならない生活を強いられます。

国内における搾乳牛の約73%は牛舎内での「つなぎ飼い」です。

もちろん 平和な環境で飼育(放牧)されている牛もいますが、多くの牛がご飯を食べるのも用を足すのも同じ場所で過ごしています。
想像してみてください。自分が牛だったら耐えられるでしょうか。
何故そんな事をしているのか。それは「牛を管理しやすい」からです。

そして更に、皮革の損傷を減らし 人間の安全性を向上させるという事で牛の角を切断しています。
多くの場合麻酔なしで行われている為 、失神する牛やショック死する牛もいるそうです。

また、牛は常にお乳が出てるものだと思っている人も少なくないかもしれませんが、牛も人間と同じ哺乳動物なので 妊娠出産しないとお乳は出ません。
搾乳する為だけに、生後2ヶ月程度で人工授精させられているのです。
そんな搾乳牛は草ではなく濃厚飼料とよばれるトウモロコシや大豆、油粕などの高タンパク&脂肪の多い飼料を与えられているのです。
理由はもうお分かりですよね。

牛だけでなく、鶏や豚にも同じようなことが言えます。
生後すぐに親と引き離され、親の愛情を知ることも無いまま人間が食する為だけに飼育(生産)されている。

考えただけで悲しく、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
このような畜産業の実態を知って私は「もう自分の食事で動物を犠牲にしたくはない」と思ったのです。
そしてヴィーガンというライフスタイルを選択しました。

もう一つ、学校給食といえば「廃棄量」も凄いのだそうです。
給食に限らずですが 今の日本は本当に廃棄大国です。
コンビニ・飲食店など、食品を廃棄しなくて済む日などあるのでしょうか。

給食では当然、牛乳を残す生徒もいるとのこと。
(私が子供の頃は全部食べ終わるまで昼食後の休憩時間返上。というシステムでしたが、今はそうでもないのですかね)

先に書いた牛さんのことを思うと、なんとも言えない気持ちになります。
給食という制度をやめてしまえばいいのに。なんて思いますが、それはそれで色々な問題があるのでしょうね、きっと。

廃棄の問題や食品添加物、遺伝子組換えなど様々なことを 大人も子供も考えなければならない時代なんじゃないかと改めて感じました。
私も見識を深めつつ、身近なところからキッカケ作りをしていきたいと思います。

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コメント

  • コメント (2)

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    • nami
    • 2017年 12月 17日

    本当にその通りだと思います。
    落ち着かない子どもが増えているのも、こうした牛さんたちの感情が体の中に入っているからなのかなとも思ったりもします。
    ご飯に牛乳が合わないからやめてほしいと思っている大人もいますが、給食には牛乳が当たり前となっているのが悲しいです。
    わたしも知らなかったころは何も思わずに過ごしていましたが、知ってみると本当に苦しいです。
    毎日のように大量の牛乳が廃棄されていきます。
    冬になると寒くなるので、その量はさらに増えます。
    Kazさんの書かれていることが、知らない方たちが知る機会になったら、わたしも嬉しいです。

      • Kaz
      • 2017年 12月 17日

      namiさん

      コメントありがとうございます。

      牛乳を飲まない子の分は発注しない。とか、そういう工夫が出来れば廃棄の量も少しは減るのでしょうけどね。
      いずれにせよ「ご飯に牛乳が合わない」とかそういう人間主体の考え方から「動物と共存」「動物への思いやり」みたいな考え方にシフトして行かないと色々解決しないんだろうと思いますね。
      根深い問題ではありますが、その為には出来ることを少しずつやっていこうと思います。

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