ベジタリアンという言葉を知っている人は多くてもヴィーガンという言葉や意味を知っている人は多くありません。
先日、ヴィーガンという言葉を知らない人に対し「僕がヴィーガンであること」を伝える機会がありました。
すると
「ヴィーガン?なんですか、それ?」
と聞かれたので 僕は
「お肉やお魚の他にもバターや牛乳、ハチミツなど全ての動物性食品を食べない・毛皮や革製品なども買わない というライフスタイルのことですよ」
と、ざっくり説明。
すると相手から
「それって宗教か何かですか?」
と言われました。
相手に悪気や皮肉のような感情はなく、純粋にそう思ったようでした。
確かに、ヴィーガンになった経緯を語らずに上記のような説明だけしてしまうと、聞いた相手にしてみれば
ヴィーガンは非常に制限のあるライフスタイル
に感じてしまうのでしょう。だから余計 宗教的に思えてしまう。
このようにヴィーガンの話をすると必ずといっていいほど
「食べるものないじゃないですか!」
とか
「毎日葉っぱだけ食べてるんですか?」
などと言われたりします。それが例え皮肉であろうとなかろうと僕はなんとも思いません。
関連記事はこちら
-
-
何を食べて生きてるの?
ヴィーガンであるということを人に伝えると、かなりの高確率で言われる言葉です。 今日はこの事について少しだけ自分の考えを書いておきたいと思います。 私はヴィーガンになって以来、動物性食品の ...
続きを見る
そういうことを言われた時の僕の返答は
「確かにそう思っちゃいますよね〜」
です 笑
否定的なことを言われても否定で返さないことを意識しています。
寧ろ賛同するというか…笑
そうすると大抵の場合、相手側から
「真面目な話、普段どんなものを食べてるんですか?」
とか
「なんでそのライフスタイルを選んだんですか?」
などと、多少は興味を持ってくれたかのような質問をしてきてくれます。
否定的なことを言われて否定で返したらそれはただの言い合いであって、「会話」じゃないと思うのです。
ヴィーガンに関わらず…ですが
人は自分が知らないことや経験したことのない未知の世界に対しては理解を示さないことのほうが多いのではないでしょうか。
経験がないから想像ができない。
だからある程度は仕方のないことです。
よく、
「もどき料理食べるくらいなら我慢せずにお肉食べればいいじゃん」
と言われ、イラっとして反論した。
なーんて話をたまに見聞きしますが、似たようなことですよね。
確かに相手は嫌味で言っているのかもしれない。
でも、その人にとってヴィーガンは想像できない世界なんですよ。
だって経験がないから。
もっと言うと興味も無いかもしれない。
そういう類のことを言われて、いちいちイライラしていたらキリがありません 笑
「あぁ、きっとヴィーガンの世界が想像できないんだな!」
くらいの理解をもって接すれば言い合いになる確率はぐっと下がると思うんですけどね〜♪
ちなみに、僕がもどき料理を作る理由は「面白いから」です 笑